世界遺産・姫路城近くで不審なスーツケース、周辺規制 開封すると…
宮沢崇志 高木智也2023年5月23日 17時55分 23日午前10時半ごろ、兵庫県姫路市の世界遺産・姫路城の北側にあるシロトピア記念公園の植え込みで、不審なスーツケース2個を清掃員が見つけ、連絡を受けた市職員が110番通報した。 県警によると、スーツケースはいずれも黒色で大きいものが横73センチ、縦43センチ、幅32センチ。もう一つが縦52センチ、横37センチ、幅23センチ。 機動隊が出動し、専用の機械で爆発物でないことを確認したのちに開封した。中身は大半が衣類で、他はタオル、サンダルといった日用雑貨やのどあめなどだったという。 同日午後3時すぎに安全が確認されるまでの間、スーツケースの半径30メートルをコーンで囲い、公園への立ち入りを規制するなど、現場は一時、物々しい雰囲気に包まれた。 一方、姫路市によると同日未明、「市役所や小中学校に仕掛けた爆弾を23日午後に爆破する」「幼稚園や老人ホームにボツリヌス菌をまく」という内容の書き込みが市のホームページの問い合わせフォームにあった。 県警は威力業務妨害の疑いを視野に捜査。スーツケースと爆破予告との関連はないとみている。(宮沢崇志、高木智也)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル