「不吉の前兆」の竹が開花 1世紀に一度しか咲かないのに…淡路島で
森直由2023年12月20日 11時00分 「120年に一度しか咲かない花」――。そう伝えられているクロチク(黒竹)が、淡路島にある兵庫県立淡路夢舞台公苑温室「あわじグリーン館」(淡路市)で開花した。 中国が原産地のイネ科の竹。11月下旬、長さ約1センチの緑色の細長い花が、束になって咲き始めた。先には黄色い雄しべがぶら下がっている。 同館によると、開花のメカニズムや詳しい開花の周期など、多くの謎が残されている植物とされる。 日本では昔から「開花は不吉なことが起こる前兆」との言い伝えもあるという。 同館の担当者は「貴重な開花はうれしいけれど、何も起こらないでほしいです」。(森直由)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんSource : 社会 - 朝日新聞デジタル